東アジア討論室
スレ「11月講演会:永田和宏先生」 - 管理人
2024/10/22 (Tue) 22:40:27
.
【11月の講演会のご案内】
『和鉄 錆びない鉄の謎
-古代日本の鉄技術の特異な到達点―』
⇒会場開催+オンライン(ZOOM)
■日 時 : 11月10日(日)14時~16時半 終了予定
■講 師 : 永田 和宏先生(東京工業大学名誉教授)
■会 場 : 北とぴあ805会議室(王子駅徒歩2分)
Re: スレ「11月講演会:永田和宏先生」 - (管理人)
2024/11/12 (Tue) 11:55:33
(FB談話室からの転載です。)
藤盛 紀明
1日前·2024年11月10日(日) 16:55
今日の講演は歴史の講演と言うよりも、
冶金工学的な専門の話でした。
私の専門は鋼構造と鉄骨工事だったので、
大変興味深かったです。
一般の歴史愛好家にはどうだったか心配です。
藤盛 紀明
16時間前·2024年11月11日(月) 19:10
このような専門的な講演は今後も期待されるか、
是非多くの方のご意見お聞きしたいですね。
Re: スレ「11月講演会:永田和宏先生」 - (管理人)
2024/10/26 (Sat) 08:12:40
(FB談話室からの転載です。)
東アジアの古代文化を考える会
作成者: Naoko Urushibara
·9時間前·2024年10月25日(金)22:24
【11 月の講演会(ハイブリッド方式)のご案内】
是非ご参加下さい
『和鉄 錆びない鉄の謎-古代日本の鉄技術の特異な到達点―』
→会場講演+オンライン同時配信
■日 時 : 11 月 10 日(日)14 時~16 時半 終了予定
■講 師 : 永田 和宏 先生 (東京工業大学名誉教授)
■会 場 : 北とぴあ 805会議室 (王子駅徒歩2分)
■講師の言葉
和鉄はたたら製鉄や大鍛冶で造られた銑(ズク)、鋼、包丁鉄
を総称した鉄である。たたら製鉄法では、鉄の酸化・燃焼熱で
1528°C近傍まで昇温し鉄表面が短時間で溶融と凝固を繰り返す。
溶融鉄には酸素が 0.16%以上溶解するので、凝固した鉄にも
酸素が固溶する。
そのため湿気があると和鉄の表面は瞬時に薄い黒錆(Fe3O4)で
覆われる。
黒錆は緻密な結晶構造を持つ不働態膜で酸素や水をほとんど
通さない。
一方、現代の鋼は酸素をほとんど含まないので、水滴中の
酸素で腐食し孔食が生じる。
それが広がって赤錆で覆われる。
■参加料:会場 会員 1500 円、一般 1800 円、学生 500 円
ZOOM 視聴代 1000 円
■照会先 : 稲垣 TEL 080-4097-1757
E-mail inagaki34214590@yahoo.ne.jp
■聴講・申込方法
・会場参加の方は下記会場まで直接お越し下さい。
_事前予約の必要はありません。
・ZOOM 聴講希望者は 11 月 9 日(土)までにメールにて
「氏名、メールアドレス、携帯番号(当日の連絡用)」を
添えて下記宛に申し込んで下さい。
メール申込先:稲垣 inagaki34214590@yahoo.ne.jp
_1 参加料 1000 円を下記までお振込み下さい
みずほ銀行九段支店 店番号532 普通預金 口座番号 8043715
口座名 東アジアの古代文化を考える会 事務局長 嶋田晋吾
_2 視聴方法:講演前日までに指定アドレスに
講演会用の ZOOM の URL と資料が送付されます。
Re: スレ「11月講演会:永田和宏先生」 - 管理人
2024/10/22 (Tue) 22:55:09
「工業情報とメーカー実務の百科事典」
Copyright © 2009-2024 toishi.info All rights reserved.
2017年12月25日更新 2024年8月10日最終更新
Written by 金属加工事業部
<目次|赤錆と黒錆の違い>
・鉄をぼろぼろにする錆と、保護膜として作用する錆
・(省略)
鉄鋼材料に酸素と水が触れることで「さび」が発生します。
鉄はそのままでは不安定な存在なため、酸素を取り込んで
酸化物となろうとする性質を持ちます。
このため、鉄鋼系の材料は程度の差はあれど、
錆の問題とは常に無縁ではいられません。いわゆる
錆にくいステンレスや、コーティングされた鋼板もありますが、
いずれも絶対に錆びないというものではありません。
原理としては鉄、鋼の表面に何らかの方法で膜をつくり、
その膜によって錆の発生を防ぐというものです。
・鉄をぼろぼろにする錆と、保護膜として作用する錆
この鉄につく錆には、大きく分けて
黒錆(くろさび)と赤錆(あかさび)の別があります。
赤錆は化学式Fe2O3で、その名のとおり、錆自体が赤み
がかっているもので、鉄そのものを腐蝕させ、
ボロボロにしていく性質を持ちます。
錆といえばまず思いつくのがこの赤錆であり、一般的な
イメージにあるとおり、鉄を朽ちさせていく元凶となります。
成分の詳細は鉄の錆の成分についてのページにも詳しく
記載していますのでご参照ください。
一方、黒錆は化学式Fe3O4で表記され、一般的な鉄に対して自然
に発生することはなく、鉄の表面にできる酸化膜のことです。
表面に黒錆ができると、赤錆の発生を抑えることができます。
このため良性の錆といわれることもあります。意図的に鉄の表面
に膜をつくってやり、その膜で錆から保護するという原理です。
フライパンの表面にこの錆を作ることができると、
錆びにくくなり手入れも格段に楽になります。