東アジア討論室
スレ「講演会:片岡宏二先生」 - 管理人
2024/12/23 (Mon) 22:52:29
(FB談話室からの転載です。)
令和7年(2025年)1 月から、小郡市の片岡宏二先生の3回連続の
講演会をオンライン(ZOOM)で開催します。是非ご参加ください。
■講師の言葉
2023 年 2 月以来の講座担当です。
私も年齢を重ねるにつれ、行動半径が小さくなり、
広い視野が欠けてきたように思いますが、
一方で歴史を見る視座もしっかりしてきたように思います。
今回、弥生時代から古墳時代まで通して 3 回も時間をいただき、
この際、日本史的な歴史ではなく、私の住む筑紫から見た歴史を
愚直に考えてみたいと思います。
筑紫は、ある意味で特殊な環境にあります。
筑紫を動かす力は、朝鮮半島・中国からの外的力、
その時代の中央政権からの力、そして内的に発展する力、
この 3 つの力学が作用して、筑紫独特の文化を育んできました。
初回は弥生時代邪馬台国を語るにあたって、それ以前の
弥生時代を通した筑紫中心の世界観で講話したいと思います。
☆ ☆ ☆ ☆ <1月・2月・3月のテーマ> ☆ ☆ ☆ ☆
『 邪馬台国時代の倭―九州の弥生時代中期・後期― 』
―オンラインのみ
■日 時 : 1 月 25 日(土) 14 時~16 時半 終了予定
■講 師 : 片岡 宏二先生(小郡市埋蔵文化財調査センター所長)
■会 場 : なし(オンラインのみ)
『ヤマト王権への対応さまざま―九州の古墳時代前期・中期―』
―オンラインのみ
■日 時 : 2 月 15 日(土) 14 時~16 時半 終了予定
■講 師 : 片岡 宏二先生(小郡市埋蔵文化財調査センター 所長)
■会 場 : なし(オンラインのみ)
『 筑紫豪族磐井の新解釈ー九州の古墳時代後期― 』
―オンラインのみ
■日 時 : 3 月 29 日(土) 14 時~16 時半 終了予定
■講 師 : 片岡 宏二先生(小郡市埋蔵文化財調査センター 所長)
■会 場 : なし(オンラインのみ)
Re: スレ「講演会:片岡宏二先生」 - 石見介
2025/02/02 (Sun) 13:22:08
邪馬台国時代の「原始的民主制」なる概念には、私は、初めて接しました。
どなたか、御教示お願いします。
Re: スレ「講演会:片岡宏二先生」 - (管理人)
2025/01/31 (Fri) 20:20:51
(FB談話室からの転載です。)
・藤盛 紀明
·1日·2025年01月30日(木) 09:40
2月15日(土)、小郡市の片岡宏二先生の3回連続講演会の
2回目をオンライン(ZOOM)で開催します。
ヤマト王権の初期から倭の五王の時代、九州は
どのような状況であったかを、話されると思います。
(前回片岡講演メモ)
弥生終末、筑紫平野の各集落は近い距離に集積し、
互いに補完しあっていた。
各地が対等で有力者が仕切るような状況ではなかった。
卑弥呼のような人物が平野全体の象徴として融和体制を
作っていた。
一方同時期の纏向は吉備・東海・河内・キナイ等の
多くの地域が集積して勢いのある地となっていた。
ただし九州の土器はほとんど出ない。
新興勢力の地・纏向はリーダーとなる人物が出るような
状況だった(藤盛記)
是非ご参加のほどお願いします。
申込方法は下記をご参照下さい。
『ヤマト王権への対応さまざま-九州の古墳時代前期・中期―』
―オンラインのみ
■日 時 : 2月15日(土)14時~16時半 終了予定
■講 師 : 片岡 宏二 先生
(小郡市埋蔵文化財調査センター 所長)
■会 場 : なし(オンラインのみ)
■講師の言葉
第1回目の講座はいかがでしたか。
事前に配布したレジュメを読まれた方から
「今までの私の邪馬台国=九州説は一般的な通俗の
九州説でしたが、これを読んで目が覚めました。」という
お褒めの言葉をいただき、俄然やる気を出しています。
次回は4・5世紀の、筑紫からみた古墳文化を扱います。
多くの研究者が、朝鮮半島との関係、ヤマト王権の九州進出
と言ったグローバルな歴史観でとらえています。
けれども、私は筑紫にとどまって、じわりと入ってくる
古墳文化を受け入れる立場で見たいと思います。
劇的な変化でないところは、皆様には面白くないかも
しれませんが、逆にそういう視点もあるのだと
新鮮に思われる方もおられることを期待しています。
■参加料: ZOOM視聴代:1000円
■照会先 : 080-4097-1757 inagaki34214590@yahoo.ne.jp
*****
・滑安房守 20時間・2025年01月30日(木) 23:25
:楽しみです。
*****
・藤盛 紀明
9時間・20時間・2025年01月31日(金) 10:15
:滑安房守 さん ありがとうございます。
:九州古代通史があれば、ヤマト王権の歴史解明にも
:役立ちますね。
:吉備古代通史、東海古代通史、出雲古代通史も期待されます。
:吉備の講演者について米田さんから推薦頂いてますが
:面識ありません。
:北條会長にも相談したいと思っています。
Re: スレ「講演会:片岡宏二先生」 - (管理人)
2025/01/29 (Wed) 13:26:42
(復習)
:講演会の内容は、期待以上のものがありました。
:レジュメの目次(小見出し)をピックアップさせていただきます。
:右側には、私の印象に残っている点を書き出しました。
:個人的には、「複数のひみこの存在」と「害獣対策としての環濠」
:が印象に残っています。
*****
東アジアの古代文化を考える会
1 月 25 日(土)14 時~ 16 時半
邪馬台国時代の倭―九州の弥生時代中期・後期― № 1
片岡 宏二 ( 小郡市埋蔵文化財 調査センター 所長 )
*****
邪馬台国時代の倭―九州の弥生時代中期・後期―
はじめに_________:西海道、畿内に接してない異質な場所
第1節 稲作伝来
_1、弥生時代の開始とは
・弥生時代の解釈_________:弥生文化は、水稲の導入
・稲作開始の時間差________:稲作は、唐津平野から始まる
・弥生文化の定着
_2、弥生人とは何か
・弥生人と縄文人の集落______:北部九州全体は、人口の膨張
・定着する弥生集落
第2節 渡来人の倭人化
_1、朝鮮系無文土器が語るもの
・第2次移民はなぜ来たのか____:漢の建国、弥生時代前期末
・移住集落の実態
・倭人化する渡来人
第3節 文字に書かれた倭
_1、『魏志』倭人伝以前の倭(「倭」概念の誕生)
・中国との接触
・なぜ中国人は「倭」と呼んだのか
・時代とともに変化する「倭」
・最初の「倭」とはどこか
・倭大乱(倭国大乱)
_2、『魏志』倭人伝が書かれた意味
・作者陳寿とは
・陳寿の記述は正確か
第4節 邪馬台国と卑弥呼
_1、邪馬台国のはじまり
・邪馬台国以前の「倭」とのつながり
・邪馬台国時代はいつ始まるか___:共立は、170年代が適当か
・邪馬台国はいつ終わるか_____:複数の「ひみこ」の存在
_2、卑弥呼共立の社会的意義
・「共立」の言葉の重さ
・卑弥呼の鬼道とは
・吉野ヶ里遺跡石棺墓について思うこと
・筑紫平野の協力体制
・筑紫平野の環濠集落
・環濠集落ができるのはなぜか___:害獣対策としての環濠
・環濠集落ネットワーク
_3、筑紫平野の集落と邪馬台国
・邪馬台国時代の筑紫平野
・近畿説について
_4、邪馬台国九州説とは何か
・邪馬台国論争の誤解
・纒向遺跡との比較
:文献史学では、筑紫平野のクニグニは、連合体制をとって、
:原始的民主制による運営がなされていたと論評されることが
:多いのですが、考古学資料も加味して邪馬台国原始的民主制時代を
:考えてみる必要があると思います。
Re: スレ「講演会:片岡宏二先生」 - 米田
2025/01/25 (Sat) 07:23:53
<予習>
レジメにあった「三眠蚕・四眠蚕」について
調べようと思いましたが、
よく分からなかったので、保留にして、
むかし読んだ本を引っ張り出してきました。
古本屋で見つけた本です。
「諸葛孔明と卑弥呼―『三国志』が解く古代史の謎―」
著者の「田中重弘」氏は、古代史が専門の方では
ありませんが、WIKIにも名前が出ているくらいの人です。
Re: スレ「講演会:片岡宏二先生」 - 米田
2025/01/24 (Fri) 08:37:16
2点、書きます。
1点目、レジュメもZOOMの案内も、
まだ、届いていません。
届いていないのは、私だけでしょうか。
(PS:__10:30 届きました。)
2点目、オンラインのみの講演会の場合には、
レジュメを早め(例えば1週間以上前)に、
配布して頂けないでしょうか。
*****
藤盛 紀明 · 1月9日 17:39 ·
片岡先生から1月25日のレジュメとppt送られてきました。
九州の発掘成果・考古学の実績に基づく
九州の弥生中期~弥生終末(邪馬台国時代)の
内容で、大変説得力があります。
九州も地域によって異なり、
「ひとからげ」に話せるものではないようです。
渡来人も色々、倭の範囲も変遷する、弥生人も色々など
九州の考古を熟知した人の話です。
大変興味深いです。
是非参加ください。
『 邪馬台国時代の倭―九州の弥生時代中期・後期― 』
―オンラインのみ
■日 時 : 1 月 25 日(土) 14 時~16 時半 終了予定
■講 師 : 片岡 宏二 先生
(小郡市埋蔵文化財調査センター 所長)
■会 場 : なし(オンラインのみ)
Re: スレ「講演会:片岡宏二先生」 - 当世奇妙
2025/01/21 (Tue) 13:52:35
いよいよ今週の土曜日です。
九州の新しい発掘成果による、弥生中期から卑弥呼の時代までの力の入った九州史の講演です。
邪馬台国時代の九州のクニグニは体制維持派、キナイの纏向は九州以外の列島各地の勢力が参集した新興勢力。初期ヤマト王権はこのエネルギーで創りあがっていった。
R1月の片岡宏二先生の講演会のZOOM料金をご送金された方へ - 漆原(幹事)
2025/01/09 (Thu) 14:46:57
無事お申し込みがありました。有難うございました。
1月の片岡宏二先生の講演会のZOOM料金をご送金された方へ - 漆原(幹事)
2025/01/09 (Thu) 11:25:04
【1月の講演会のお申込みについて】
最近、Sさんという男性からZOOM参加費用1,000円をお振込み頂きましたが、ご送金のみで、担当者宛の申し込みが無いためZOOMのURLと講演の資料を送ることができません。必ず下記担当者宛にメールでお申込み下さい。ご確認の程よろしくお願い致します。
稲垣:E-mail inagaki34214590@yahoo.ne.jp
TEL 080-4097-1757
Re: スレ「講演会:片岡宏二先生」 - (管理人)
2025/01/06 (Mon) 11:00:57
☆ ☆ ☆ ☆ <1月のテーマ> ☆ ☆ ☆ ☆
『 邪馬台国時代の倭―九州の弥生時代中期・後期― 』
―オンラインのみ
■日 時 : 1 月 25 日(土) 14 時~16 時半 終了予定
■講 師 : 片岡 宏二先生(小郡市埋蔵文化財調査センター所長)
■会 場 : なし(オンラインのみ)
今回、弥生時代から古墳時代まで通して 3 回も時間をいただき、
この際、日本史的な歴史ではなく、私の住む筑紫から見た歴史を
愚直に考えてみたいと思います。
筑紫は、ある意味で特殊な環境にあります。
筑紫を動かす力は、朝鮮半島・中国からの外的力、
その時代の中央政権からの力、そして内的に発展する力、
この 3 つの力学が作用して、筑紫独特の文化を育んできました。
初回は弥生時代邪馬台国を語るにあたって、それ以前の
弥生時代を通した筑紫中心の世界観で講話したいと思います。
*****
「邪馬台国はどこにあったのか」 考古学界で優位の近畿説
に反論 九州説の「逆襲」相次ぐ理由は
https://nihonkodaishi.net/topics/pdf/where_was_yamataikoku.pdf
Re: スレ「講演会:片岡宏二先生」 - (管理人)
2024/12/25 (Wed) 00:44:10
┌
│Re: スレ「講演会:片岡宏二先生」 - 当世奇妙
│2024/12/24 (Tue) 16:46:30
│
│吉備・東海を語る先生は思いつくが、
│出雲は誰が良いか?
└
・(調べた結果)3人の名前が、浮かびました。
「松尾充晶(まつお-みつあき)」
:島根県立出雲歴史博物館_学芸企画課長
:今年11月の有楽町朝日ホール、「古代出雲文化シンポジウム」
:での(古墳の)発表が、印象に残っています。
「池淵俊一(いけぶち-しゅんいち)」
:筑摩書房「考古学講義」で、
:「出雲と日本海交流」を担当しています。
:古代出雲文化シンポジウム「出雲と大和」
:報告1「古墳出現前夜の出雲」 池淵俊一
:島根県古代文化センターが有楽町朝日ホールで
:開催したシンポジウムの記録動画です。
:講座開催日:2019年8月31日
https://www.youtube.com/watch?v=RXjKCK9ZBqc
「北条芳隆(ほうじょう-よしたか)」
:筑摩書房「考古学講義」の編者で、当会の会長です。
:第2回古代歴史文化賞受賞作決定記念シンポジウム(第2部)
:古代歴史文化にゆかりの深い島根県、奈良県、三重県、
:和歌山県、宮崎県の5県共同で実施しており、
:平成26年10月31日に第2回目の受賞作品を決定しました。
:これを記念して、平成27年2月8日に松江市のくにびきメッセ
:で「国家、誕生の謎-古代出雲の光と影」と題して
:シンポジウムを開催しました。(youtubeより)
https://www.youtube.com/watch?v=4qGk8F9fOsw&t=136s
Re: スレ「講演会:片岡宏二先生」 - 当世奇妙
2024/12/24 (Tue) 16:46:30
九州の古代史3回シリーズに続いて
吉備、出雲、東海の古代史3回シリーズが
あれば、日本列島の新しい古代史が見えて
くると思います。
吉備・東海を語る先生は思いつくが、
出雲は誰が良いか?
Re: スレ「講演会:片岡宏二先生」 - 管理人
2024/12/23 (Mon) 22:58:46
(FB談話室からの転載です。)
東アジアの古代文化を考える会
作成者: Naoko Urushibara
·4時間·2024年12月23日(月) 17:33
―オンラインのみ
■参加料:ZOOM 視聴代:1000 円
■照会先
:稲垣 TEL 080-4097-1757
:E-mail inagaki34214590@yahoo.ne.jp
■聴講・申込方法
:(1月の)ZOOM 聴講希望者は、1 月24日(金)までにメール
にて「氏名、メールアドレス、携帯番号(当日の連絡用)」
を添えて下記宛に申し込んで下さい。
メール申込先:稲垣 inagaki34214590@yahoo.ne.jp
1 参加料 1000 円を下記までお振込み下さい
みずほ銀行 九段支店 店番号 532 普通預金 口座番号 8043715
口座名 東アジアの古代文化を考える会 事務局長 嶋田晋吾
2 視聴方法:講演前日までにご指定のアドレスに講演会用の
ZOOM の URL と資料が送付されます。